タイミングと手法が、不動産の値引き交渉の鍵を握る

不動産の値引き交渉は、タイミングと手法が成功の鍵を握っています。
そして値引きをするかどうかの判断を行うのは、仲介役の不動産会社の担当者ではなく、その先にいる売り主であることを理解しておきましょう。
更に考え方としては、自分が売り主という逆の立場になって考えてみることです。
すると、自然と値引きしてもいいかなという理由や、そうなる気持ちの変化について想像できるようになって来るでしょう。
値引き交渉を行うということは、その不動産が気に入ったからです。
そのため、対象となる不動産の粗を探して、それを交渉材料として持ち出すのは、あまり得策ではありません。
しかし値引きする理由を探すとなると、やはりマイナスと思われるポイントを指摘する必要もあります。
ここで注意したいのは、粗、マイナスポイントをこちらから積極的に指摘しないことです。
契約の約束が取り付けられるまでは、基本的に、買い主と売り主が直接会う機会はほとんど無いでしょう。
交渉、連絡業務は、仲介役の不動産会社が行います。
そこで、まずは不動産会社との良好な関係を築き上げてください。
あといくら値下げしてくれれば購入できるんだけどな、ある部分がどうしても気になって、現在の価格では購入する一歩が踏み出せないといった感じで、
仲介役に相談するスタンスで話をしてみましょう。
不動産会社もビジネスとして仲介業務を行っています。
したがって、あと一歩で交渉が成立するという見込みが立った場合、何とか契約まで持ち込みたいと考えます。
そこで交渉が不成立となれば、これまでの労力が無駄となってしまいます。
あと一頑張りすれば契約が取れる、そういう気持ちに担当者がなってくれれば、こちらが直接的な言葉で値引きを提案しなくとも、売り主に値引きの提案を持ちかけてくれるはずです。
あくまで仲介役の目から見ての判断、その上で売り主様にアドバイスさせていただきます。
売り主もこのような形でアドバイスされれば、値引きについて改めて、真剣に考えてくれるでしょう。
買い主候補が提案したのではなく、仲介役が値引きを提案した。
不動産の専門家によるこの判断は、両者にとって有益と計算されてのことです。
また、そういった経緯で値引きが進んだものの、あとほんの少しだけ値引きして欲しいと思うケースもあります。
そんな時は思い切って、「この価格にまで値引きしてくれたら購入を決める」ぐらいの言葉で、強い意志を示してください。
そうすることで、売り主も売却の具体的な道筋が見えてくるはずです。
特に早く売却したいと考えている方であれば、その効果は、より大きく発揮されるでしょう。

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